雪中花

陽だまり

今年も春の撮影はフクジュソウから始まった。思いっきり地面に寝転んで、春の息吹を堪能した。

春の香

　　　　　　　

黄色い使者

太陽の恵み

　　　　　　　

太陽から発せられた光は、約８分かかって地球に届く。距離は約１億５千万キロ。黄色い花は光の恵みを一身に受け、全身でよろこびを表している。

大きな樹の下で

雪解けの進んだところには、黄色い春が眩しいほどに光を反射していた。こんな光景を見て思い出すのが、なぎら健壱が歌った「日輪(Hinawa)」だ。♪〜やがて　遠くの島の　小さな花になり　かたわらの大きな杉を　あなたと信じてみるわ・・・やがて　遠くの島の　大きな杉になり　足元の小さな花を　お前と信じてみるさ〜♪　

陽春の候

春の訪れ

雪が融けるやいなや、落葉の隙間から顔を出すフクジュソウ。卵の殻を割って出てきた雛鳥のように見えた。

フクジュソウ

大きな木の下の小さなフクジュソウ。ほかよりも陽当たりがいいので雪解けも進み、一足早く花を開いていた。

フクジュソウ

田んぼの上の斜面は、黄色い花で埋め尽くされていた。フクジュソウに囲まれて昼寝が出来たらさぞ気持ちがいいことだろう。