2024年04月30日

檜原の一本桜

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裏磐梯、檜原の一本桜。多くの人に撮影されている人気の桜だ。自分自身、20年以上、撮影しているのだが少々飽きてきた・・・というのが正直なところ(笑)
posted by 生出道憲 at 17:17 |

2024年04月28日

山桜

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里の桜も終わりを告げ、新緑の頃を迎えた。桜前線もあっという間に北海道を越してしまい、世間ではすでに春は過去へと押しやられてしまった感がある。

山深い渓流では、名も無い山桜が盛りを迎えていた。ライトアップされることも、観光客でごった返すこともなく、雪解け水の流れる軽やかな音を聴きながら、誰に邪魔されることもなく、独り花見を楽しむことができた。
posted by 生出道憲 at 09:33 |

2024年04月23日

枝垂桜の暖簾

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もしこんな暖簾の下がっている居酒屋があったら、間違いなく常連になることだろう。でも・・・飲みすぎてしまい、翌朝、竹林の中で身ぐるみ剥がされていたら・・・あの割烹着の似合ったおかみさん、狐か狸の可能性もある。
posted by 生出道憲 at 12:43 |

2024年04月22日

花束をどうぞ

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陽が山に隠れる間際、川面のキラキラもだいぶやさしい光になった。まるで誰かにプレゼントしたくなるような花束がひとつ、樹間から現れた。
posted by 生出道憲 at 20:42 |

2024年04月21日

川面のお日様

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もうすぐ山の向こう側にお日様が隠れてしまう。川面にはお日様の分身が無数に光を放っている。こちらと思えば、またあちら・・・川面のお日様は一瞬たりとも留まることを知らない。シャッターを押すタイミングは、ほぼカンまかせ。  
posted by 生出道憲 at 18:11 |

2024年04月20日

水の旅

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福島市民の水瓶、摺上川ダム。ダムによって作られた「茂庭っ湖」の貯水量は東北では4番目に多いのだという。ダムから流れ落ちた水は、福島市瀬上で阿武隈川に合流し、北上しながら宮城県亘理町で太平洋へ解き放たれる。

そこから先、黒潮に乗って遥かシベリアまでの長い旅になる。花むけの言葉はないが、せめてこの桜を記憶に留めて、いつか再びこの地に戻って会うことができたら・・・。
posted by 生出道憲 at 07:38 |

2024年04月19日

枝垂れ三昧

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枝垂の向こうに枝垂桜を見る。比較的若い桜だと思うが、それでも150年は超えているか?三春ならではの眺め。枝垂桜を堪能するなら三春である。
posted by 生出道憲 at 17:54 |

2024年04月18日

平堂壇の桜

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写真撮りに大人気の「平堂壇の桜」。上空の雲が桜の形を真似ようと少しずつ桜にかぶってきた。
posted by 生出道憲 at 20:42 |

2024年04月17日

鳥石山の一本桜

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春には珍しく朝からスッキリとした青空が広がっていた。残雪を抱いた安達太良連峰もよく見える。

久しぶりに鳥石山の山頂に立ってみた。山頂といっても標高250メートルほどで、登り始めて5分もかからず絶景を拝める。山頂には三角オニギリの巨石が鎮座し一本桜が天に向かって枝を伸ばしている。満開を期待していたが、ちょっと早かったようだ。

二本松の空を見ると、智恵子抄(高村光太郎著)の一節を反射的に思い浮かべる。

 阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
 毎日出てゐる青い空が
 智恵子のほんとの空だといふ。

智恵子も、ここ鳥石山から安達太良連峰を見たかもしれない。
posted by 生出道憲 at 15:51 |

2024年04月16日

本久寺の枝垂れ桜

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日本画家・大山忠作(二本松市出身)が描いた「滝桜」は本久寺(二本松市根崎一丁目)の枝垂れ桜からインスパイアされた、と聞いたことがある。事実はわからないが、ほぼ毎年満開の時に訪れて見ていると、その枝ぶりを見て「間違いはないな」と感じていた。

三段に流れ落ちる滝を連想させる枝ぶりは、創作意欲を刺激するには充分である。見ていて飽きのこない銘木である。樹齢は約400年だという。

だけど写真撮影にはなかなか難しいものがある。
posted by 生出道憲 at 22:40 |